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京都ルネス病院メンズヘルス外来 診療中 泌尿器科専門医であり、メンズヘルスケアをライフワークとするDr.Kobaが、いつまでもカッコよく元気で過ごすため秘訣を伝授!

癌が消失!?

日々診療していると色々な症例に出くわします。

 

患者さんは肉眼的血尿(おしっこが赤い)で受診し、膀胱癌が見つかりました。

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矢印の野いちご

みたいなものが膀胱癌です。


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白いところが膀胱内のおしっこ

黒く抜けているところが腫瘍です。

 

尿細胞診という

おしっこの中の癌細胞の有無を調べる検査でも

悪性を強く疑う

という

Class 5

です。

その他の尿路に明らかな病変を認めず

膀胱癌

おそらく非筋層浸潤の初期

と診断しました。

 

尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-bt)を勧めましたが

歳だからもういい。

これも運命です。

手術は希望しません!

ということでした。

 

手術をすれば治る見込みもあったので、説得を試みましたが、決意は固く、手術はせず経過をみることとなりました。

 

すると

 

どんどん腫瘍が小さくなっていくではありませんか!!

受診時

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半年後

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一年後

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こんなことってあるんですね。

高齢者ではなかなか進行しない症例を見ることはありますが、こうもはっきりと消失する症例は初めてでした。

 

患者さんには

先生のおかげや!

素晴らしい名医や!

と言われました。

患者さんが良くなってるので嬉しい限りです!!

でも、僕は何もしてないですよ、と心の中で思いました笑

 

確認のため膀胱鏡をしましょう

と提案しましたが拒否されたので膀胱の中を観察できないのが残念です。

 

患者さんには

僕の念が効いたね!

と一応名医のアピールをしておきましたが。

 

こんなことは稀です。

通常は医師がすすめる治療に従って欲しいところではありますが

こんな症例もあるんだなぁ、と。

 

何度も言いますがこんな症例はほとんどないので、みなさん早期の癌は早めに治療しましょう!!

 

  Dr.Koba