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京都ルネス病院メンズヘルス外来 診療中 泌尿器科専門医であり、メンズヘルスケアをライフワークとするDr.Kobaが、いつまでもカッコよく元気で過ごすため秘訣を伝授!

正しいオナニーとは!?

Dr.Koba です。

 

講演会やセミナーで

正しいオナニーとはなんですか?

と必ずと言っていいほど聞かれます。

 

今までは

生命の危険がなく(首吊りオナニーなど)、尿道の危険がなく(尿道にものを入れる尿道オナニー)

女性とのセックスに支障がない(膣内射精障害射精障害の原因とならない)

 

と説明してきました。

 

ふと考えたんですが

これは安全なオナニーであり正しいオナニーではないのではないか、と。

 

この答えはオナニーを考える上で一面しかみない答えであったと深く反省しております。

 

そもそも論で言えば

生物学的に生殖を生み出さない自発的な射精というものは間違っていることになります。

オナニーすること自体が正しくない、とも考えられます。

 

また、オナニーは日本語で自慰と表記します。

自分が気持ちよければいい、という考えも成り立ちます。

またパートナーにはお願いできないようなこともオナニーで行えば、自分の欲望を満たすことができます。

独りよがりの射精もできます。

 

オナニーとは

セックスが出来ないから、代替目的の射精

という一面と

オナニーで満足したいという主体的に行う一面

そして

オナニーでしか実現不可能

というオンリーオナニー という一面があります。

 

過激なオナニーはもちろんリスクがあります。

床オナや強烈な握力によるもの(hard grip法)などは膣内射精障害をきたす恐れがあり

尿道オナニーは排尿障害・感染症 などの恐れが

首吊りオナニーなどは生命の危険がある

などリスクは多岐にわたります。

 

しかしながらそのリスクを理解してのオナニーであれば、仕方がないのではないでしょうか。

 

医療者としては安全なオナニーを心がけて欲しいものです。

しかしながらオナニーというものを考えれば、色々な形があると思います。

 

このようなリスクを抱えることが嫌なら

安全なオナニーを楽しみましょう!!

 

もちろんですが

危険なオナニーを推奨しているわけではありません。

 

 Dr.Koba