みなさん、お久しぶりです。
Dr.Koba です。
現在 北海道に出張中です。
さすが北海道札幌市内でも雪が積もって、当たり前ですが寒いです。
耳がちぎれそうです。
しかしながら北海道民の方にとってはまだまだ暖かいとのこと。。。
さすがです。
さて、生涯現役とは勃起のことだけではありません。
男性にとって資産形成はとても重要な課題です。
僕も、マネーリテラシー（お金に関する知識・理解度）を身につけるため、俣野先生・堀越代表率いるマネースクールに通い日々勉強しております。
お二人からは支出を減らして貯金しなさい、とかれこれ2年以上言われていますが。。。
少しずつ少しずつですが、支出を減らして貯金するようになってきています。
さて、何が言いたいかと言いますと
生涯現役を語る上で 健康であること、はとても重要になります。
病気になると十分に働けませんし、医療費はかかります。
収入は減り、支出と不安が増えます。
健康は失ってから本当にありがたみを感じます。
健康リスクを脅かすものとして、悪性腫瘍（がん）と血管疾患（心筋梗塞や脳梗塞・脳出血など）が代表的です（事故などの怪我も大きな要因ですが今回は省略します）。
特に がん は 二人に一人がかかる時代とも言われ、非常にリスクは高いにもかかわらずケアがおろそかです。
ホリエモンも最近、盛んに予防医療の必要性を訴えていますね。
50代以上は癌の好発年齢です。
また、30代、40代でも生活習慣や体質などで癌となるリスクはあります。
実際に若年男性でも、大腸がん・胃がん・膀胱がんなどを頻度は高くないですが診療した経験があります。また、白血病などの血液疾患・精巣がんなどは若年に多いことでも有名です。
一昔前は、がんは不治の病の代名詞でしたが、医療技術が進歩した今
早期発見できれば十分治癒しうる、のです。
しかしながら、進行がん（多臓器に転移）してしまうと、治療は大変になります。
大事なことは
癌を早期発見できるように日頃から検査を受けておこう、ということです。
皆さんは、健康診断を受けているから大丈夫と思っているでしょうが
一般的な健康診断（採血、心電図、レントゲン）では、まず難しいです。
そもそも健康診断とは生活習慣病の発見に重きをおいており、癌の早期発見に重点を置いているわけではないのです。
癌の早期発見にはやはりがん検診が有用です。
胃カメラ・大腸カメラ、PETCTなどはとても有効ですね。
がんを早期発見できた場合の５年生存率は90％以上です。
しかしながら、進行するとそのパーセンテージはぐんと減ります。
http://www.pet-ct-dock.com/html/pet/effect.html より引用
実は僕も最近体調が悪く、一念発起して がん検査を行ってきました！
採血
ALAテスト（ノアテスト）
PETCT
①採血
大きな以上なし。いたって健康。少しだけコレステロールが高い。
男性ホルモンは高値維持！でも、２年前よりは少し下がっていました。。。
腫瘍マーカーも正常でした。
ちなみに腫瘍マーカーも早期には上昇しないことが多いです。
これだけでは安心できない。
②ALAテスト
新しい技術です。アミノレブリン酸（ALA)を飲んでおしっこ、を検査として提出するだけで癌のリスク評価ができます。
ALAは癌診療に置いて保険診療も認められている、信頼の置けるモノです。
がん予防メディカルクラブ「まもーる」｜プリベントメディカル株式会社
結果は A 判定 、と大丈夫でしたが。。。
どうも胃と喉の調子が悪い。。。
③胃カメラ（働いている京都ルネス病院で）
喉の違和感と胃がシクシクするような感じがありましたので、胃カメラを受けました。
胃カメラはとっても苦しい、ので相談したところ主治医の先生がドルミカム（眠る薬）を打ってくれましたので、寝て起きたら終わってました。
結果は とっても綺麗 とのこと。 胃潰瘍も逆流性食道炎もありませんでした。
ちなみに耳鼻科で咽頭のカメラもしてもらいました。問題なし。
④PETCT
これは全身を観察できる優れもの。PETという物を注射して癌があれば異常初見として全身を検査することができます。
なんと京都ルネス病院にはPETCTがあるのでお願いしました。
京都北部では唯一PETCTを所有、ラッキーでした。
京都ルネス病院でのPET待合室。
注射後９０分間、体に行き渡らせるためにじっとしていないといけません。
結果は がんを疑う所見なし！
ここまでやって見つからないので、しばらくは癌の心配はなさそうです。
しかしながらPETCTの結果で 喫煙関連肺疾患の可能性 と指摘を受けました。
今まで吸ったことないのに。。。おそらく副流煙でしょう。
結果として体調不良は 疲れ からきていたんでしょうね。
しっかりと休むことも大事です。
皆さんも、癌の早期発見のため検査を積極的に受けましょう！！
Dr.Koba
