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泌尿器科専門医であり、メンズヘルケアをライフワークとするDr.KOBAが、いつまでもカッコよく元気で過ごすため秘訣を伝授!

がんサバイバーと妊孕性

皆さん、こんばんは。

Dr.Kobaです!

 

今日は昨日とはガラリと変わり真面目な話を。

がんサバイバーと妊孕性についてです。

 

大学病院では泌尿器科のニッチな分野

男性不妊

を専門にしていましたのでこの分野にも切り込めます。

まぁ専門にしていたと言ってもすぐに干されたので偉そうなことは言えませんが、、、

 

さて

そもそもがんサバイバーとは、

癌と診断されて生存している人々

のことです。

 

今回はもう少し狭めて

癌と診断され治療して治癒した人のことについてについて書きます。

 

そして、妊孕性とは妊娠するチカラのことです。

男性で言えば、精子のことですね。

 

近年は癌治療も成績が向上しており、早期癌であれば治癒する可能性がかなりあります。

早期癌でなくても、手術や抗がん剤治療、放射線治療などにより治癒することも多いです。

 

特に若い人に多い癌

血液のがんである白血病の治療成績の向上は眼を見張るものがあります。

 

しかしながら白血病には

抗がん剤治療、それに加えて放射線治療が行われることも多く

その副作用で

無精子症

になってしまうこともあるのです!

 

治療後回復することもありますが、量が多い場合は不可逆的な無精子症になってしまうこともしばしばです。

 

なのでそのような無精子症となるリスクのある治療の前に

精子の凍結保存

をすることが推奨されます!

 

精子を治療前に凍結保存しておけば、生殖補助医療(顕微授精や体外受精)により子供を授かる可能性を持てます!

 

精子保存は侵襲なくできるものです。

 

癌と診断されてそれどころではないことも十分に理解できますが、僕は精子保存をすることをすすめます。

 

しかしながら、状態によれば治療をすぐに行わなければならないような状況もあります。

あくまでも命が優先です。

 

  Dr.Koba